箱根駅伝

昨日・・元旦、お屠蘇を祝ってから腹ごなしを兼ねて地元神社にお参りして、新年が始まりました。
徒歩5分圏内にある小さな神社ですが10年ほど前に町内自治会館新築するまでは、この神社内の集会所の座敷をお借りして役員会を開き、敬老会などを開催していました。
そんなこんなで地元民には馴染みの深い神社で初詣にお参りに行けば、本殿の参拝所付近でお神酒を注いでくれる人も地元の知り合いです。
この10数年間マンション住民が増えた結果、元旦の午前零時を期してお参りすると長蛇の列になってきたので、お参りパターンを10年以上前に卒業して暖かい日中のお参りに変更しています。
それでも鳥居の外まで列が伸びるようになっているので、(今年は昨年に比べて約10メートル並び始めの位置が伸びました)結構並びます。
お参りすると昨年の破魔矢を豪勢に燃え盛っている焚き火に投げ込んでお炊き上げをしてもらい、その後本殿に進み子供や夫婦の無病息災と日本国や地域の安全・隆盛を祈り、参拝を終えて石段を下るとお神酒を注いでくれるのでそれを一杯いただきます。
その後昨年同様に新年の破魔矢をいただき、床机に腰掛けて焚き火にあたりながら甘酒を飲み落ち着いたら帰路につくのが我が家の初詣パターンです。
今年も東博詣では明日3日にして、(即位の式典で使用された高御座が展示されているそうですので、その見学が楽しみです)母校が今年も箱根駅伝に出場できたようですので、今日は朝から実況中継に関心が向きます。
新聞を見ると93回目の出場とかで出場回数最多を誇るものの、近年は区間新を出すようなスター不在で区間ごとに差を広げられる一方でシード落ちの常連になってしまい残念な限りです。
今年はどうかな?
と思って終日かじりつきましたが、結果は予想通りというか、明日の結果次第とはいえシード落ち候補から抜け出せそうもないのは残念ですが、何とか踏ん張ってくれている様子に満足というところです。

箱根駅伝

昨日元旦は、近くの神社にお参りしたほかは終日自宅でお屠蘇気分を楽しみました。
正月2日は従来箱根駅伝の実況を楽しむのが定番でしたが、母校は数年前からシード落ちが続いていたことから、この楽しみがだいぶ減少しました。
我が母校は予備選通過グループ・・・上位陣に食い込む楽しみがない・・・低迷中とはいえ、ニュースによれば、出場回数では95回中92回目の出場となっています。
地味・・根気の良さが母校の特色ですが、こんな場面でも特性を発揮しているようです。
スター人材の獲得をしないのが母校の伝統的気風とすれば、今後も長期低迷しかないでしょう。
各区間ごとに5人抜き〜7人抜き等の猛者あるいは区間新が出るので、各区間で平均的走りをしているチームは区間毎に1〜2番づつ順位を落として行く勘定です。
10区間終わると10何位→シード落ちの結果になるのはやむを得ないように見えます。
成績低迷の代わりというか、ここ数年は1月2日は上野の東博詣でが定番になっていましたが、今朝急遽変更して今日は駅伝実況に食らいつきです。
1区が始まったばかりでは、まだ先頭グループ10数名の中(その中でも今の所2位)に入っていて健走中のようです。
優勝候補でもないどころか、ダントツの記録保持者がいないようですので、いつまで先頭集団近辺について行ってくれるかです。
1区の終わりに近づくと縦1列になってきて母校は2位通過です。
地力がないとはいえ幸先の良い出だしです。
これでは最後まで目を離せません。
1区が終われば朝食に入るので、駅伝応援は一旦休憩です。
・・・・ついに最後まで見ましたが、母校は各区間ごとに順調に順位を落とし、往路の結果は12位でした。
見終わってみると想定通りの結果でしたが、それでもみんな「よく頑張ってくれた」という気持ちです。
明日もしっかりガンバって総合10位以内に入って欲しい・・奇跡を祈るばかりですが、年間を通じてあこちでの大会記録・事前の選手データを覆す奇跡は滅多に起きないのが現実です。
見ていると大まかな順位は変わらないものの、優勝争いやシード落ち争いなど部分部分での競り合いでは、それぞれドラマがあって、これが箱根駅伝人気継続の源泉になっているのでしょう。
追記
3日には東博に出かけて、出先で食事中にチェックしたら11位で終わったようで、実力以上の踏ん張りだったと関係者の努力奮闘を讃えたい気持ちです。

福袋と箱根駅伝の正月

今年の正月は身近にいる娘二人の存在をフル活用して、ささやかなマイホームの幸せを感じるスタートです。
年末年始は、私が高齢化して肌が乾燥しているとかで、娘が毎日いわゆるアンチエイジング&スキンケアを実践してくれるので、(寝転んでいると歯を綺麗にしてやると言って口の中をいじられるし・・)以前飼っていた犬が毎日毛を梳いて貰っていたときはこんな感じだったかな?と想像出来るような毎日を楽しんでいます。
御陰で顔つやが良くなったと言ってくれるのですが、結果はどうであれ、娘や妻に大事にされていじくり回されているのは(ときに眉毛を抜かれたりして痛いですが・・)まんざらでもない生活です。
年末には(自宅から徒歩約10分の)いわゆるデパ地下の買い物に家族4人で買い物に出かけ、お祭り騒ぎを楽しみながら買い物を済ませた勢いで、お正月2日には、(喪中なので・・色々理屈は書きますが、やはり神社仏閣は遠慮して)初詣の代わりに福袋を娘達と一緒に買いに出かけて、楽しく過ごす予定です。
福袋の中身は何が出て来ようとも男にはあまり関係がないのですが、まあ、開けてびっくりの娘達の楽しみにつきあうのも親の楽しみの一つです。
昨年のクリスマスのコラムでも書きましたが、たまたま娘が海外から帰国している・・・また海外を飛び回る日々が始まるまでのつかの間の休息のようですので、こちらも娘らの愛情を受け入れて次世代のことをくよくよ考えずに、今年は個人生活としては今を楽しむ精神で過ごす始まりの年にしたいと考えています。
昨年の正月2日は青山・原宿の辺りを夫婦で徘徊して東京駅前の新丸ビルで食事して帰りましたが、今年は福袋のついでに千葉駅近くの行きつけのレストランで食事して帰り、後は福袋を開けてみながら、箱根駅伝の実況(が終わっているのでユーチューブで)を楽しみ(と言ってもこのコラムを書きながらチラチラと見たり)して1日が終わります。
駅伝の何が楽しいのか分りませんが、(母校が連続出場しているくらいかな?)長年の習慣です。
母校の栄光?って、私にとってどんな意味があるのか知りませんが、何となく酔いしれています。
私の学生時代には、母校が7連覇だったか6連覇したことがあって、(東京オリンピックでも母校の選手が色々活躍しました)今思えば日本の高度経済成長と同じで、すべての分野で夢のある華やかな時代でした。
箱根駅伝を見ると若い頃の夢多き時代を思い出すことになるので、ほろ苦いような印象で正月が始まります。
私自身その頃良い思いをしていた訳ではなく(どちらかと言うと「若いと言う字は苦しい字に似ている」印象の時代です)私個人の来し方に重ねてほろ苦いのではなく、ほろ苦い思いは日本社会の来し方行く末(結局は次世代の心配)に擬してのことです。
母校はその後もぱらぱらと優勝をしていますが、最近概ね優勝候補ではないのですが、それでもしぶとく3〜7位程度の成績で連続出場しているのはまさに地味な校風ぴったりですが、何となく高度成長が終わった日本の将来を見ているような印象です。
オランダ・・次には英仏の覇権争いがあってイギリスが世界に覇を唱えていたもののドイツに挑戦されているうちについにアメリカに覇者の座を譲り渡して久しいのですが、それでもまだ世界政治・経済におけるオランダや英仏独の発言力は無視できないものがあります。
ユーロ危機と言っても英蘭独仏は健在の様子です。
我が国は元々トップを狙える国ではないので、中国が躍り出ても一喜一憂する必要がなく、旧覇権国(我が母校の駅伝順位)同様に3〜7位の範囲内でしぶとく生き残っていければ良いでしょう。

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