無防備平和論と周辺国の実情2

日本では人の悪口を言うのは恥ずかしいことだという道徳がありますが、政府が公式に率先して日本が如何に悪い国かを徹底して教え込み、更には世界中に公式に悪口を言いふらして歩く国があります。
悪口教育をして恥ずかしいと思わない政府とこれを幼児期から受けている国民・・・外国で「こんなに多くの悪口を言って来た」と国内で自慢宣伝すれば、国民が喜び、支持率の上がる社会では、何かが狂っています。
東北大震災では韓国民が狂喜乱舞して喜んだと言われていますが、人間としての道義観が狂っているのですから、驚くには当たりません。
上から下まで国をあげてまともな道義観念が元々なかったのか、または狂った政治(教育)が長く続いたので国民の道義観を狂わしてしまったのかのどちらかでしょう。
日本周辺国が合理的存在ではない・・いまだに国内政治責任転嫁のために政府指導者が率先して排外感情に訴える国や目先損得に頼りたい幼稚な国がひしめいている以上は、無防備丸裸では短期利益を狙って何をされるか分りません。
中韓は日本が敗戦国で何をされても反撃しない・反撃出来ないことを前提に、気楽に敵国・・標的に決めて反日国内教育をして来ました。
中韓にとっては反撃される心配がないので、気楽に攻撃しっぱなし・・弱い者イジメの快感に浸っていて気持ちが良いのでしょう。
相手が大人しければこちらも紳士的に出るのが日本の流儀ですが、中韓露は相手が弱ければ何をしても良いという流儀の国です。
ソ連はこの実践として不可侵条約を結んでいたのに日本が負けるとなればイキナリ侵攻して来て、さらに国際法に反して将兵をシベリアに連行して奴隷労働に従事させました。
北方領土占領を日本では問題にしていますが、そんなことよりも不可侵条約違反と人道に反したシベリア抑留の方こそ、許せないと強く主張すべきではないでしょうか?
アメリカにしろソ連にしろ当時の戦勝国は、正面からの国際法違反の国々ですから日本が違反したとでっち上げてこれに異を唱えさせないことが戦後秩序の基礎になっています。
シロを黒と言いくるめ、これに反対したり反論できない仕組みがあって、中韓が今でもこれさえ使えば、シロを黒と言いたい放題という国是になっています。
強い方は嘘でも何でも強制できると言う制度が・民心が定着すると、その国では結果的に国内道義が麻痺してしまい、国民同士の信頼が喪失してしまうブーメラン効果が待っています。
指導者・・政治家や先生その他社会に範を示すべき階層の人が嘘をついてはいけない・・他国に対しても悪いことは出来ないものですが、その程度の自覚すらまだ育たないのが中韓露のレベルというところでしょう。
中韓では国内でこうした教育をしているので、国民自身がどんな嘘を言ってもし良いという道義に染まって行きます。
敗戦して日本が無防備な状態に乗じて韓国は勝手に李承晩ラインを設定して、現在の竹島問題を残しました。
中国は今や世界の大国になったと自信を持つと、尖閣諸島や沖縄周辺まで自国領土と主張し始めています。
相手が反撃できなければどんな悪辣な非人道的ことも平気で行なう・・道義のない国に囲まれている以上は「長期的には喧嘩は無意味ですよ」と説教していても始まりません。
5・15事件のときに犬養首相は「話せば分る」と言って説教しようとしましたが、問答無用で銃剣で殺されてしまいましたが、要は相手によりけりということでしょう。
こう言う道義のかけらもない国々に囲まれている以上は、アメリカの軍事力が弱まって、世界の警察官をやめると宣言した以上は、世界は無法遅滞化し始めています。
大災害等で無政府状態になればみんなで助け合うのが日本人ですが、この機に乗じて略奪に走るのが殆どの国の庶民です。
こうした国民性の国民で構成されている国際関係も同様の行動様式・・・警察官役がいなければ何をしても良いという行動が頻発するのを想定しておく必要があります。

無防備平和論と周辺国の実情1

一流政治家の言動は1つの言動で、いくつもの相乗効果を見込んでいると言われ、その深い意味が後で分かることが多いものです。
やっていることからその目的が直ぐに分るのはペットや幼児の場合、それがまた可愛いものですが、政治家やいい大人が目先の利益で動く・・露骨・ゲンキンな行動をすれば、日本のように歴史経験の豊富な国では、嫌われバカにされます。
グローバル時代においては、瞬間的効力に頼る軍事力や威圧よりは、長期的人間関係の重視・・経済効果を重視すべきですが、これを身体で理解している国はまだ少ないので、政権維持のために短期効力しかない排外的主張・行動に頼る国が多いのが現状です。
国家成立後年数が浅く、幼児期段階にある国では理屈では理解してもまだ複雑系思考を身体では理解し難いので、簡単に身体で行動・・身体(腕力)的表現あるいは目先の損得で動き易くなります。
ロシアや中国は歴史経験の浅さも似ているし腕力もあるので両方を兼ね備えているし、腕力の劣る韓国はただゲンキンなだけで、目先強い方についてはおべんちゃら・・陰口外交に徹しています。
アメリカは少しばかり中ロよりは長い経験があるので、中学生程度の知能でトキにはゲンキンにトキには大人ぶったりしている状態です。
これは個人個人としては西欧の長い歴史を背負ったエリート人材が多く、こうした人材の頭脳集団・シンクタンクのレベルは高いので、幼稚な国家レベルを背景としている政治家がこの種提言に影響を受けたり、受けなかったりするからではないでしょうか?
ですから日米賢人会議?またはこれに類する場でエリート階層と議論交換しても国家の歴史が浅い・・幼稚レベルを反映するしかない実際の政策決断とは大きな隔たりがある点に注意する必要があります。
オバマが理想論を掲げて国民皆保険制度を主張しても、実際政治では苦戦しているのを見れば分ります。
クリントンに始まって2代目ブッシュとオバマ氏は、3代続けて中学生の役割を演じている政治家と言うべきでしょうか?
さすがに3代・・20年前後も子供みたいな人材が政治のトップに立っているとアメリカも漸く揺らぎ始めました。
経済制裁・効果を基準にした長期的安全保障政策としては、日本が自分だけ海外進出するのではなく、相手も日本へ同程度に進出させて置く、あるいは日本の輸出と同程度輸入してやることが、紛争は相互のためにならない関係にする意味では必要です。
貿易(往復)量がその国経済に占める比率が高いほど戦争すると相互にダメージが大きくなります。
緊密に関係を持てば持つほど戦争は割に合わなくなりますが、その分精神的にいろいろな葛藤が起き易く・・紛争原因も多くなります。
人口密集地の都会では朝晩の挨拶程度以上に濃密な付き合いを避ける知恵はそこから来ています。
関係の薄い日本とアフリカ諸国で戦争など想像もできないのに対して、関係の深い中韓やアメリカとの間では不平不満が多くなります。
相互依存関係を構築してもメリットばかりとは言い切れないのが現実ですから、結局は相手がどの程度大人社会になっているかが重要です。
大人になり切れないグループはどこの国にも一定量いて、いつもアメリカが酷いとか中国は酷いと言って相手を非難することに精出し易くなります。
人間関係同様に、悪口や不満を言い出せばどこの国だって日本にとって不満な面があるのは当然です。
日本人にも一定数こう言う人がいますが、要はその割合と、これが大きな発言力を持つ国と持たない国の違いが国家の品格の違いでしょう。
いつも誰かの悪口を言わないと気が済まない国民の比率がどこの国でも仮に似たようなものであっても、これを煽る政治家がいる国といない国・・他国の悪口を積極的に教育している国とそうではない国とでは実際には大きな違いになります。
同じ一人の人間でもときによっては人のことを悪く思いたくなることがありますが、これを恥ずべきこととして自己抑制する人としない人の差が表に現れますし、子供の教育にも関係します。

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