中韓両政府の移(棄)民政策2

自国で半人前の人間が自国に愛想を尽かして外国へ逃げても、逃げた先でも半人前以下にしかなりません。
勤務先の不平ばかり言っていて転職すると、転職先では仕事に慣れていない分余計うまく行かずに更に不満が生じるのと同じです。
自国や勤務先企業等を馬鹿にしている人は、自分が馬鹿にしているレベルの低い社会にすら適応出来ない人が多いのです。
・・その国の平均人よりも更に低いレベル・・更に半人前→4分の1人前の人が言葉の通じない外国へ行ってうまく行く訳がありません。
昔から勤務先や配偶者の批判・不満ばかり言っている人に対して、「言ってるあなたがどうなのよ!」と言われることがあるのと同じです。
自国・郷里でうまく行かない人が自国から逃げても国家という障壁がなくなる分、外国へ逃げればもっと厳しい落差に直面するでしょう。
頑迷固陋な狭い社会では高級な能力を持った有能な青年を活かす需要がない場合,広い天地に出て花が開くこともありますが、これは余程の才能に恵まれた例外です・・。
福島の野口英世や栃木の二宮金次郎、佐原の伊能忠敬あるいは本居宣長などなど(大村益次郎や吉田松陰その他いくらでも言います)、みな地方出身ですが、有能であれば直ぐに中央で活躍出来るのが,我が国の歴史です。
あまり優れ過ぎていて地元の人には有能かどうかさえ分らないほどの場合そう言うごく例外的場合だけ新天地に飛び出してうまく行くに過ぎません。
芸術家の場合、田舎では認められないかと言うとそうではなく,能登出身の長谷川等伯を例にすれば,地元である程度知られていて更に芸を磨くために上京したものでした。
留学と移民の違い・・単に労働賃金が低い・待遇が悪いのが不満という程度で、故国や故郷を棄てる大多数の人材を中心に書いています。
この結果,韓国人はアメリカに逃げても黒人と職を奪い合う底辺層に比較的多く定着していると言われています。
それにつけても、上層階級に確固とした地位を占めている日本人がうらやましい・・日頃から「韓国系です」と胸を張って名乗れずに日本人のフリをして生きている人が大半と言われています。
国を棄てる・・愛国心の薄い人たちが、しかも日頃から日本人のフリをせざるを得ない人たちが、却って反感を募らせるのは理解出来るところです。
反感の溜まったところへ本国から、あるいは運動家が働きかければ直ぐに飛びつく心理状態になっているのです。
ストレスの強さが、アメリカでもどこへ行っても反日活動に駆り立てる原動力になっているようです。
欧米諸国では中国・韓国料理では客が来ないので、日本料理と銘打って怪しげな飲食店を経営しているのが韓国人や中国人ですが、ギャグみたいですが日本料理店に休日等に集まって慰安婦問題等の反日宣伝策を練っていると言われています。
如何に屈折した心理で生きているかが、分かります。
我が国では、農産物や製品が作れないならば、自国や故郷から逃げるのではなく、故郷でも同じものが作れるように品種改良に努めるとか、他所で修行して来て地元にうどんや果樹園芸の作り方を広めるなどして来た人が多いのです。
日本から逃げ出して永住するつもりでイタリアやウイーン等に行くのではなく、修行してその技術を習得して持ち帰るために行くのが普通です。
2011年3月11日の大震災で言えば、東北から逃げる人もたまにはいましたが、多くは踏みとどまって震災や津波に強い故郷にする努力をしている人が大方です。
日本以外では、何かあると直ぐにゴーストタウンにして棄てて行くのが普通のようですから、祖国よりもアメリカの方が良いとなれば、簡単に祖国を棄てて行く願望が強くなっているのは中韓だけの行動パターンではありません・・比率が高すぎるというくらいでしょうか?
どんな激しい災害に遭っても父祖の土地にしがみつき何とかその土地でも生きて行く努力をするのは、日本人だけの例外現象ですが、このような違いがあります。
日本以外ではその会社・組織が駄目になれば転職する・・逃げてしまうのですが、日本人の場合競争に負けて来るとその会社を何とか盛り返そうとみんなで努力するのが普通です。
企業運営に関係していなくて証券会社を通して買ったに過ぎない株式でさえも、下がれば直ぐに売るのではなく、盛り返してくれるのを期待して長期保有する人が多いし、プロ野球や相撲ファンが贔屓の選手が落ち目になっても最後まで応援する人が多いようです。
これが、我が国では伝統行事・工芸品その他企業や組織が時代の荒波を越えて、工夫を重ねて何百年も続いている基礎になっています。

マスコミ衰退と中韓両政府の移(棄)民政策1

在日系の多い大阪発祥でここ何年か前からどぎついお笑い番組が流行していたのは、テレビ界のガラが悪くなり始めの走りだったのかも知れません。
このままマスコミ報道内容が在日系の好みに合わせて「ガラが悪くなる一方」になると、色彩からどぎつい表現方法に至るまで日本人の控えめな好みに合わなくなります。
政治的立場とは関係なくても、まともな日本人の多くがテレビを見なくなる傾向を助長して行く印象を受けました。
例えば欧米流の美人コンテストで優勝しても日本人の美の基準にあわないように、民族の好みがありますから、韓国中国好みの芸人(仮に日本人の芸人としても・・)ばかりがテレビに登場するのでは、日本人は次第に見なくなります。
「親韓国報道を見たくなければ見なきゃ良いんだ」と言うフジテレビの主張どおりの結果が出て来たようです。
そうなればテレビの日本社会に与える影響力は縮小して行きますが、もしかしたら底辺層向けとしてはまだまだ命脈を保つかも知れません。
底辺層も同じ1票の投票権があるので、ココをターゲットにした政治宣伝はマスコミを通じてまだまだ可能性があるでしょう。
報道内容を視聴者にあわせる結果、在日系の好みに報道内容(色彩感覚にとどまらず,表現の仕方その他、人間の生き方としての価値観の露出も・・)が偏る悪循環に陥る→日本人がさらに見なくなっていくでしょう。
あるレストランやホテルが韓国料理・韓国装飾に特化すれば,その店やホテルに繰り返し行くのはこれを好む在日韓国系が中心になって行きます。
報道機関も一定方向への色が濃くなり過ぎると政治意見に限らず人間の生き方あるいは美術表現感覚その他全て価値観が違い過ぎて国民が見たくなくなります。
スポンサーや視聴者が偏って来ると,フジテレビの主張どおり日本人の多くは見なくなるし,そうなればマスコミ報道は在日系・中国系閉鎖社会での自己満足感を満たすだけの役割になります。
このまま進めばマスコミの日本社会に与える影響力が限定・縮小されて行くので、政治的な偏向報道の効果も限定されるのでしょうか?
パチンコ屋の騒音や色彩感覚が嫌いならば行かなければ良いだけですが、公共の電波を特定民族系の娯楽や満足のためにだけ使っているのは、どうかの意見は別です・・・。
底辺層にとっては、テレビの影響力が大きい点をどうするかの問題です。
政府発表ばかりの中国マスコミの信用性が中国では低いからと言って、(どうせ誰も信用していないのだからと)報道の自由がなくても良いとは言えないのと同様に、マスコミの場合には韓国料理が嫌いならば行かなければ良いというのと同視出来ません。
ココでは旅行先でテレビを見た印象を書いているだけですので話題を元に戻します。
中韓に首根っこを押さえられているマスコミの影響力さえ殺いでしまえば、あるいはマスコミから外国の影響力を排除さえ出来れば日本が安泰かと言うとそうとは限りません。
中韓両政府は、マスコミの支配とマスコミ自体の影響力縮小を前提にちゃんと手を打っているのに注意を払う必要があります。
中国や韓国では、マスコミに頼る時代が終わりに近づいていることを前提に、戦略的にニューヨークその他特定都市に大量の移民を送り込んで、そこでの韓国系・中国系議員の当選を目指すようになっています。
大量移民だけではなく、結婚する方法で浸透して行けば一人の韓国人や中国人で、うまくするとその夫や子供まで引き込めるのでかなりのシンパを獲得出来ます。
韓国や中国では国外脱出熱が高いと言われていますが、必ずしも自国に嫌気をさしている人ばかりではなく、半ば政府公認の後押しも兼ねている面に気をつける必要があるでしょう。
聖火リレー時におけるチベット人のデモを圧倒する中国政府の(多数の貸し切りバス運行による)大量動員デモには,日本人の多くが驚いた筈です。
(彼らはこのようなことを日本でやると日本人にどう見られるかの心配よりは、日当の方に魅力を感じたのでしょうか)
日本人は現地に直ぐとけ込むのでどこの国でもコミュニュテイを作らないのですが、中韓両国民は自国がイヤで脱出しているのに、外国では中国人街や韓国人街などの自国コミュニュテイを作る傾向があります。
愛国心が強いから行った先で中国人街、韓国人街を作るのではなく、国を棄てて逃げて行った人間自体が、群れを作らないと生きて行けない弱さを抱えているからです。
自国を構成するみんなの民度が低くて自国が世界標準の半人前の政治・社会しか維持出来ないのが嫌で逃げ出しているのですが、これを構成する国民自体も半人前の人間となります。
世界に通用しない半人前の人間が言葉さえマトモに通じない異国で生活するのは,自国で生活するよりもなお大変です。

©2002-2016 稲垣法律事務所 All Right Reserved. ©Designed By Pear Computing LLC