世界から放置される朝鮮族2

文氏は大恥をかいて北からも相手にされなくなりました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44325460X20C19A4000000/
南北会談から1年、韓国が記念式典 北朝鮮は参加見送り、溝浮き彫りに 2019/4/27 21:33
最初の首脳会談を開いてから1年を迎えた27日、韓国政府は会談場所だった南北軍事境界線のある板門店で記念式典を開いた。だが韓国が呼びかけた北朝鮮の式典参加は実現せず、米朝の仲介役を自任してきた文氏が置かれた難しい立場をかえって印象づける結果になった。
文氏が米大統領との首脳会談を申し込んで実現したのは僅か2分という屈辱的結果に終わっています。
金正恩はその後、中国にも見捨てられ、ロシアに縋ったもののあっさり袖にされて恥をかいて帰りました。
安倍氏の誘いは拉致問題解決手がかりを求めるための誘いでしょうが、朝鮮半島は日本の厄病神的存在なので、あまり深入りしない方がいいというのが国民大方の意見ではないでしょうか?
明治維新以降日本は朝鮮半島に関係して結果的に損をしたという意見の人が多いのではないでしょうか?
日本は明治維新以降押し寄せる欧米に対抗するためには、近隣友邦と一致団結あるいは助けあって近代化促進すべきという基本方針でしたが、朝鮮政府は近代化による専制支配権力崩壊をおそれるばかりでした。
まともな協議を避けるために清朝の冊封下にあることを口実に清朝の許可がいるとか、その勢いを借りて日本が天皇を名乗るのはおかしいとか(今でもことさらに天皇を「日王」というのはこの歴史によります)言いがかりばかりを繰り返したので、いわゆる征韓論に発展し西南の役にまでなったものです。
当時の国際政治を見ると清朝のくびきから離れて近代化していこうとする「独立協会」がせっかく組織されていたのに高宗がこの弾圧に精出すばかり(先生支配維持に協力してくれれるならばその国の支配下に入っても良い?相手はどこでも良いしどういう要求でも受け入れる?)で自民族の将来への考慮は二の次の精神だったように見えます。
清朝が日清戦争に敗れて、朝鮮が独立認められ外交問題で清朝の許可が不要になると当時の高宗ははロシア大使館に逃げ込んでロシアの保護を頼るなど時代遅れの体制維持が最優先でした。
こうした動きは、現在の北朝鮮が金一族の支配体制維持が国策の最優先になっているのと変わりませんし、現在中国も専制支配の言い換えである共産党独裁体制維持が米中交渉の最優先順位になっているのと共通です。

新たな後ろ盾と頼ったロシアが日清戦争後の三国干渉の成果で、旅順等の不凍港を確保した結果、朝鮮へ関心を失った後にどこへ頼って良いか、キョロキョロ?右往左往していた状況が解説されています。
1900年ころの大韓帝国に関する本日現在のウイキペディア記事一部を紹介しておきます。

アメリカ公使”ホレイス・ニュートン・アレン” は「韓国でのロシアの干渉は、現在、軍事的及び政治的問題に関連する最も親密な事柄に広がる。」と報告している・・・
韓国への関心が失われ、1898年3月23日には韓国から全てのロシアの軍事・民事アドバイザーが撤退した[11]その後、韓国政府が独立協会を排撃したため、アレンは「朝鮮人は外国勢力とそのアドバイスに学ばなければならない」として、韓国の統治能力に疑問を持ちはじめ、その状態は「ロシアの影響が完全に撤退されて以降、ますますひどくなった」と述べている
1905年(明治38年)、7月の桂・タフト協定(アメリカ)、8月の第二次日英同盟条約(イギリス)、9月成立のポーツマス条約(ロシア)により、日本の韓国に対する排他的な指導権が列強によって承認され、同年11月の第二次日韓協約で韓国統監府が設けられて日本の保護国となった。

第二次日韓条約に関するウイキペディアからです。

国際法上の評価
2001年、この問題を検討するために韓国側の強い働きかけにより開催された国際学術会議、「韓国併合再検討国際会議」では、日韓および欧米の学者が参集し問題を検討している。韓国の学者は一致して不法論を述べ、また日本から参加の笹川紀勝も持論の違法論を述べるなどしたが、ダービー大学のキャティ教授が帝国主義全盛の当時において「国際法が存在していたかどうかさえ疑わしい」とし、ケンブリッジ大学のクロフォード教授(国際法)は「強制されたから不法という議論は第一次世界大戦(1914年-1918年)以降のもので当時としては問題になるものではない」、「国際法は文明国間にのみ適用され、非文明国には適用されない」とし、英米などの列強の承認があった以上、当時の国際法慣行からするならば、無効ということはできないとしている[

これが当時の国際認識であり、当時国際運営の主導権を握っていた英米の意向承認によって日本が面倒を見るべきという国際合意に逆らえず日本がやむなく?手を貸したものです。
もちろん、そんな役割を引き受けられないという政府内強硬意見もありました・その最大大物は伊藤博文でした。
当時伊藤博文の主張は正論だったでしょうが、国際的圧力を拒否できないという常識論が優って保護国化→日韓併合になったものと思われます。
今回も仮に北朝鮮問題が解決すると再び「日本がその経営に責任を持つべき論」が国際的に浮上すると思われますが、(どこの国も朝鮮に関わりたくないのは1900年頃と変わりません)面倒をみたあとでまた国辱にすり替えて日本批判が強まるでしょうから、今後割に合わない役割を一切引き受けないのが賢明です。
話題がそれてしまいましたが、外貨準備・透明性の必要性に戻ります。
国家運営に関する市場評価とはまさに為替市場の評価でしょうが、中国のように資本市場が原則自由化していない場合、まだ通貨の自由市場そのものが成立していませんので、いわば健康診断を拒否している状況です。
ただ、私が日頃から書いているように中国が外資導入で成り立っていることは明らかで、(外貨準備の実質がない?のを知りながら)外資が闇雲に入っているのは中国の成長期待(20代の若者の脈を毎日見なくとも原則としてすぐ倒れない)によるものです。
この期待が薄れてくるにつれて日々の脈拍や体温計等のデータが外資には気になる状態になってきている・体温計や脈拍数、各種健康診断結果の公開を拒否したままでは不安に感じる外資が増えつつあるのを無視できないでしょう。
資本規制の結果簡単に引き上げられないのにあぐらをかいていると、次の投資が入らなくなります。
私が日頃から書いているように中国が外資導入で成り立っていることは明らかで、(外貨準備の実質がない?)外資が中国の健康診断なしでも、闇雲に投資してきたのは中国の成長期待によるもの(20代の若者を雇用すればすぐ働けるのが普通)です。
この期待が薄れてくるにつれて体温計等のデータが外資にとっても欲しくなる状態になってきている・体温計や脈拍数、各種健康診断結果の公開を拒否したままでは、不安に感じる外資が増えつつあるのを無視できないでしょう。
資本規制の結果、簡単に引き上げられないのは一見強そうですが、これにあぐらをかいていると、次の投資が入らなくなります。

世界から放置される朝鮮族1

南北共に世界中から相手にされなくなったところで、安倍総理が前提条件なしに会ってもいいと表明しました。
仲介能力もないのに出しゃばった挙句に米朝双方から相手にされなくなった文大統領と違い、国際政治における安倍総理は今やダントツの信用力を誇っています。
米朝交渉決裂後に中国からも相手にされなくなり、急きょロシアに向かった金氏が冷たくあしらわれて予定を切り上げて逃げるように帰った金正恩が八方塞がりになった直後のタイミングの安倍氏の表明です。
随行した複数側近がロシアで亡命申請しロシア政府に、アメリカ亡命希望を保護を求めたところこれを認めて即時アメリカへ出国させたともネット上で報じられています。
これでは、自分まで身柄確保されそうなので急いで、予定を切り上げて急いで逃げ帰ったという裏の推測が重みを持ちます。
もはやどこにも頼れないと覚悟した金正恩は、核兵器・ロケット開発→挑発戦略に逆戻りしたようです。
https://www.sankei.com/world/news/190509/wor1905090028

北がまた飛翔体、正恩氏の連続挑発の背景に日米韓の及び腰
2019.5.9 23:12
北朝鮮は9日、前回の飛翔(ひしょう)体発射からわずか5日後にミサイルとみられる飛翔体の発射を断行した。対米非核化交渉が暗礁に乗り上げる中、国際社会の関心を常に引き付けて、米国を自国に優位な交渉に引き出そうとする狙いがうかがえる。

安倍総理はこれまでの米朝交渉 に沈黙を守っていたので、野党やメデイアが日本が蚊帳の外になっているのは、安倍外交の失策と批判する論調が有りましたが、南北朝鮮が世界中で相手にされなくなる時期を待っていたような絶妙のタイミングです。
金氏が困りきったタイミングで安倍氏から前提条件なしで「会っても良い」と言うのは、日本が原爆を落とされて仕方なしに無条件降伏・前提なしの交渉受諾した敗戦時の交渉とはタイミングが真逆です。
世界中どこも相手にしなくなったタイミングで「無条件でまず会い(困ってるなら相談に乗り)ましょう」という誘いに応じる(お願いしますという)には、日本の本音の期待にある程度土産が必要なのを見越した発言です。
数日目の立憲民主の発言では「無条件会談提案は無責任な発言だ。国民にあらかじめどういう条件で会談するのかの事前説明が必要」という趣旨のテレビ発言をしているよう(正確な文言の記憶はありません)ですが、上記の通りあらかじめ米英に降伏条件としてのポツダム宣言を提示されているときに無条件降伏を決めるのと状況がまるで違うことを無視した意見でしょう。
そもそもどう言う腹づもり会うかまで前もって、国民に公開していては外交が成り立たないのですから外交の基本をわきまえない要求です。
こう言う子供じみた要求をして、これが民主主義のあるべき姿だと反り返っているのでは、支持率が下がる一方ではないでしょうか?
ほぼ時期を接して米中閣僚協議が決裂し10日午前0時01分から関税引き上げ決定し、関税引き上げ競争に踏み出したばかりで、ここでも双方に太いパイプを持つ安倍氏に期待するしかない展開になってきました。
国有企業優遇や、補助金あるいは知財強制移転などをやめと!という米国要求は、習近平政権の根幹を否定するものですから、習近平としては自己否定しない限り飲むことができないし、かといってこのまま関税競争をレベルアップしていくと中国経済が持たない状況に陥ることも明らかなので、進退窮まった状態です。
この関係打破に向けても世界で唯一トランプ氏と近い関係が知られる安倍総理の仲介に期待するしかなくなって、トランプ政権成立後がそれまでの反日政策を百八十度転換して1昨年来日本への擦り寄りが目立ちすぎるほと激しくなっています。
安倍総理がこれらの時機が熟すのを、トランプ氏とゴルフしながらじっと待っていたと見るべきでしょう。
そもそもトランプ氏との首脳会談を切望して必死になっていた文大統領が、ようやく首脳会談を実現したところ、わずか2分しか面会できないで恥をかいた程度の文大統領が、服zツナ北朝鮮問題に堂宇手腕を発揮できるのか根拠なく、仲介役を勝手に名乗り、出しゃばっていたこと自体ピエロっぽい児戯に類する行動でした。
これを過大評価して米朝交渉が進むのに、日本だけが取り残されるのは安倍氏の外交失策と煽っていた野党やメデイアが大恥をかいたというべきでしょう。
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/231050

「米朝歴史的和解」の舞台裏と取り残された日本の命運<上>
公開日:2018/06/12 17:00 更新日:2018/07/07 12:3

https://toyokeizai.net/articles/-/222702?page=2

2018/05/29 12:30
米朝首脳会談に翻弄される日本の「立ち位置」
朝鮮問題で韓国や中国に先を越されている
米朝会談直前(実際の発行は2月末?)の報道です。
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2019031000012
AERA dot.2019年03月11日07時00分
古賀茂明「安倍総理の読み違いで米韓中ロが描く北朝鮮バブルから取り残される日本」

米朝会談後の報道です。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/6018

日本 驚きの米朝決裂…!日・米・北・韓「最も得した国」はどこか
2019、03、01 # 防衛・安全保障 # ロシア # 日本
2回目の首脳会談を要求したのは、正恩氏の側だ。獲得目標があったからこそ会談を求めたのに、何も成果が得られないのでは、どう見ても負けである。正恩氏には大きな痛手になった。
2番目の敗者は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領だ。文氏は昨年秋、英国やフランスなど国連安全保障理事会の常任理事国を歴訪し、懸命に北朝鮮に対する制裁緩和を働きかけてきた。正恩氏の忠実な「代理人」だった。

その後の展開はこの意見どおりの展開です。

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