歴史認識をしっかりしろと言われれば、日本人は明治維新以降の朝鮮半島と我が国の関係の始まり等に思いめぐらせてしまいます。
日本は朝鮮民族の民度上昇を必死に考えて(民族差別なく士官学校や帝大に入学させて)その能力向上に応じて順次政府高官に引き上げて・警官その他支配は現地人中心採用でした。
現朴大統領の父親も日本の士官学校に進み、日本人兵卒を指揮する士官になっていたのです。
植民地支配の中枢をなす軍でも順次士官に登用して日本人を指揮命令する権限を与えて来たのであって、欧米のように現地人を無知のママに抑圧していて現地産業を興す努力どころか搾取するために教育をしないで民度向上を阻止していた・・欧米の植民地支配とはまるで違います。
教育の機会を与えずに支配者との知識・技術格差を思い知らせて現地人には絶望だけ植え付けて、とてつもない知識レベルの差によって努力する希望さえ与えないようにしていて、ちょっとでも反抗すれば過酷な拷問や牢獄生活が待っていました。
今でも牢獄の島がベトナムだったかに残っています。
誰も反抗出来ないような欧米流の植民地支配を日本はやっていません。
日本人同様に扱うどころか日本人並みに生活水準を引き上げるために、出来ない子を育てるのには出来る子よりも手間がかかりますが、日本は国内教育・産業投資よりは現地人教育に熱心に取り組ん出来たことが帝大設立順序を見ても分ります。
現地人のレベル向上のために誠心誠意やって来たのを欧米の過酷な植民地と一緒くたにして非難するのは言いがかりも良いところです。
日本の朝鮮、台湾あるいは東南アジア支配形式の内容実質が良かったので、戦後は現地政府から現在の日本や先進国の工場進出要請になっていて、言わば今の進出企業が手取り足取り現地人に技能訓練しているやり方を、約100年前に始めていたと言うことです。
韓国は欧米型植民地と違う待遇を受けたのを知っていながら、恨みと言う名目の理不尽な主張を繰り返すばかりです。
実際、台湾インドネシア,マレーシアその他日本支配を受けた国では受けた教育や職業訓練等を感謝することこそあれ、韓国のような理不尽な要求を繰り返している国は皆無です。
どんなに日本が「好意でいろいろしてやったじゃないか」と言っても、我が国の進歩的文化人は「異民族支配そのものが良くない」と言う大雑把な主張で反論を封じて来ました。
そもそも欧米の植民地支配とは実質が違うのに同じ植民地という名称を付して、違いを無視した一緒くたにする論法です。
我が国の人道主義者プラス中韓勢力は、本当に過酷な支配を受けた欧米植民地に対する恨みを東南アジア諸国に対して共闘を持ち掛けずに・・そこは不問にして日本だけ攻撃しているのです。
植民地支配の謝罪を言うならば、欧米は韓国の要求するような千年も掛けた謝罪を東南アジアに対してしているでしょうか?
何故日本に対してだけ過酷な要求を繰り返す権利があるのでしょうか?
進歩的文化人の主張するところは、結局のところ「韓国は被害者だから何をしても良いし、何を要求しても良い」「日本は悪いことをしたのだからどんな理不尽な要求でも黙ってこれを受入れるのが正しい」という結論へ導くようです。
悪いことをしたかどうかの検証をせずに中間概念の欧米型「植民地支配」という概念で思考停止させて誤摩化して来たのです。
我が国進歩的文化人の論法・・これを受けた(マスコミが取り上げる学者の意見ばかり報道されるのでどちらが先か分りませんが)我が国マスコミの洪水的報道が韓国を強気にさせているのでしょう。
韓国の主張する歴史認識とは、日本支配の現実・・どれだけ貢献して来たかなどそんな古い歴史を直視するものではありません。
彼らは、日本が敗戦した事実・・負けた以上何を言われても要求されても仕方がないだろうという事実を直視せよと主張しているだけです。
まさに専制君主制の論理・・勝った方は、道理など無視して何をしても良いという論理を実行しているだけです。
ただし、おかしなことに韓国は日本と戦争して勝った訳ではない・・いわゆる三国人ですが、韓国人にとっては自分が勝ったかどうかではなく、日本が負けて弱っているという点に意味があるのです。
この点は東北大震災で日本が困ったときに日本叩きを加速したことと同じ行動原理です。
第三国人と言われるようになった謂われを以前紹介したことがありますが、朝鮮人は敗戦と同時に勝者・戦勝国のつもりで威張り始めたからです。
日本が敗戦後弱った隙に(・・そもそも軍隊を持てないときです)李承晩ラインという勝手な線を引いて竹島を占領し日本人漁民の拿捕が相次ぎました。
次第に日本経済が復活して来ると、自分の力では威張り切れないので今度は連合国の威を借りて日本攻撃することを始めた・・「敗戦国であることを忘れるな」というのがここ数十年の傾向です。