今日は写真の引用が多いですが、ご容赦ください。
文字表現によるスラムの定義では、概ね貧困層が集中して住む地域というようですが、これでは韓国のスラムと日本の安アパート集中地域が同じになってしまいます。
どんな豊かな社会も貧富の差があるので貧困層がいるのですが、大通りと路地裏があることがいけないのではなく、大通りと理事裏の綺麗さの格差、一般人と貧困層のレベル差こそが重要なのにその点を捨象して日本にもスラムや路地裏があるという言語でひとくくりしてしまうのは間違いです。
一般的に文書表現よりも、グラフや表がスッキリするのと同様で、日本のスラム?との違いをはっきりするには写真の表現力は抜群です。
以下は14年・16年の古い写真のようですが、以下引用するように街は小ざっぱりしていて韓国のスラムとの差は歴然です。
写真前後の説明文は著者前原和裕氏の解説です。
以下の引用する書き出しを見れば、釜ヶ崎だけでなく東京にも酷い状態が広がる?のを前提しているようですが、日本では生活困窮者に対しては生活保護受給者に囲い込み?が進んでいるので、貧困層が減る一方・現在ではもっと良くなっているのではないでしょうか?
なんとなく安く泊まれるだけの町のように見えますが・・・。
https://maeharakazuhiro.com/kamagasaki/#i-6
日本で唯一暴動が起こる街。日本のスラム街と言われる大阪・釜ヶ崎を旅してきました。
今回は地元大阪の人も踏み入れないというこの日本で一番最悪な街と言われる釜ヶ崎の様子を紹介します。
いま現在は東京も豊かですが、これから格差が広がれば東京にもこんな場所が新宿とかにできるかもしれませんので、社会科見学として見ておくべきです。
2014年8月13日 / 2016年7月1日
釜ヶ崎は日雇い労働者の宿場(ドヤ街)として発展しました。なので、ここには日本と思えない値段で泊まれる場所がゴロゴロしています。
あ、1000円があった 900円で泊まれるって、もはや日本でなくて東南アジアレベルです。
ぼくが泊まった部屋は1,750円でこんな感じでした。想像してたより悪くなかったです。
宿も安ければ、スーパーと自販機も安い
ジュース一本100円は釜ヶ崎物価だと高いです。
48円の天ぷらを売っているスーパー玉出。地元の人から通称「スー玉」と呼ばれてます。安過ぎて怖いです。
釜ヶ崎の人口は99.5%が男性です。しかも大部分をオッサンが占めます。女性は飲み屋のスタッフしか見ませんでした。
仕事は派遣労働者の街 しかし現在は生活保護の街でもある。
上記のように行政サービスも機能しているし、市街は小ざっぱりしていますので上記各写真だけで「スラム街の写真です」と言われてもピンとこない人が多いのではないでしょうか?
バカに物価の安い町か?というイメージです。
ついでにインドのスラム街を見ておくと以下のようです。
https://blog.tirakita.com/2015/03/
2015年3月26日
上記引用写真で比較すれば歴然ですが、よその国のスラム街と日本スラム街とは大違いです。
大統領といってもインドやドイツの大統領とアメリカやロシアの大統領とは権限がまるで違うし、首相と言っても中韓の首相と日本の首相とでは権限がまるで違うのと同じです。