感染者増加と重症化・死亡率3

コロナウイルス自体どんどん進化していくようですから、いつまでも風邪症状で済むと考えるのは危険かも知れませんが、これまでの説明では大方の人にとっては感染しても普通の風邪症状と言われ、感染者の多くが自覚症状すらないうちに治ってしまうので却って感染に気づかずに動き回るので広がりやすいのが難点と言われるように、若者で終われば騒ぐ必要がありません。
ただし、高齢者や各種持病持ちの人が感染すると重症化し致命率が高いといわれ、若者がウイルス感染に気づかずに動き回ると高齢者や重篤な持病持ちの人に感染させてしまうリスクが高いので出歩くのを自粛してくだいとなっている関係です。
結局は感染者数増加が恐れられるのは感染者が増えることによって高齢者等への感染率が上がる・・高齢者に若者や孫が日常的に接するので、知らぬ間に感染させてしまうことが恐れられているのですから、本当に重要なのは重症者率や死者の人口比が重要です。
感染者が万単位になっても重症化率が低く99%が、ちょっと早く寝れば治る程度であれば普通のインフルエンザと変わりません。
アメリカでは毎年インフルエンザで万単位の死者が出ていると言われます。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55312830W0A200C2000000/

米でインフルエンザ猛威 死者数1万人超え
2020/2/6 7:02 (2020/2/7 5:04更新)
ニューヨーク=野村優子】米国でインフルエンザが猛威を振るっている。米疾病対策センター(CDC)によると2019~20年のインフルエンザシーズンは患者数が1900万人、死者数は1万人を超えた。世界で新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されるなか、米国ではインフルエンザが大きな脅威となっている。

2月中に1万2000人以上死亡のニュースでしたが、今年は例年より少ないと言われているようです。
日経新聞の上記グラフによれば、17〜8年の方が多かったというのはネットの憶測意見ではなく事実のようです。
上記はもともと「コロナ」型だったのではないか?という考えが今後出てくるかもしれませんが、アメリカの場合、インフルエンザでも毎年この程度の死者が出る社会です。
元に戻りますと、新型かどうかは別としてコロナ新型怖いのは重症者率・死亡率次第でしょう。
日本もこれから東京の動向次第・新たに千葉県の障害者施設でクラスター発生しましたが、このようなクラスター関係はまとまっている分個別追跡封じ込めが難しくなさそうです。
その場合も重症者や死亡者の増加こそが重要指標であるべきです。
感染者1万人増えても重症者が5〜6人で死亡者が数人しか増えていない場合、パニックになる必要がありません。
日韓死亡者数(感染者数との比率でなく絶対数)の比率は今のところ概ね1対3→人口比では6対1の比率にほぼ変化がない現状を見れば韓国が、日本より先にコロナ禍収束に成功していると言えるのでしょうか?
今後モグラ叩きのように次々とクラスター発生するので、日本もどうなるか不明ですから他国のことを言える立場ではないですが、辺真一氏が3月12日の記事で韓国の成功を見習うべきかのような意見を書いていることを3月28日に紹介しましたが、時期尚早ではなかったでしょうか?

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