反日工作とその収拾策2

中韓は日本相手にやりたい放題やって来たので、彼らは内部から価値観が蝕まれて来たことに気が付かないのでしょうか。
彼らは国内的には専制政治の強制力・・馬を鹿と言いはって来た歴史があり、日本相手に黒を白と言い張って押し通して来た経験しかありませんので、世界でもこれが通用すると誤解してしまっているとすれば、日本の教育能力は大したものです。
この経験によって両政府ともにやみくもに日本の陰口外交に徹していますが、こういうことをすれば普通の個人間の交際を考えても自滅行為であることに気が付かない程、アマちゃんになっているのが分ります。
ベトナムとの衝突でもベトナムがぶつかって来たと当初言い張っていましたが、ベトナムからビデオ映像を出されて大恥をかきました。
日本相手だと日本は相手の立場を慮って行動するのが普通(相手にあまり恥をかかせない交渉術が主流)ですから、政府は映像など一切出さずに「善処して下さい」と言うばかりでしたから、中国はそれで味を占めていたのです。
日本の長年の中国に対する教育効果が、肝腎の世界中監視の中でのベトナム相手の大勝負時にまともに効果が現れたことになります。
中国では鄧小平の遺訓として「韜光養晦」『有所作為』(弱いときにはぺこぺこしておいて力がついたらやり返す)・そのときが来たとか言って自慢していると言われますが、もしもそうとすれば日本を欺いてうまくいったと国家ぐるみで自慢するなんて智恵の浅いことこのうえありません。
ただし上記解釈は曲解であって、真実は「出しゃばらず身を処して、なすべきことなす」程度の立派な生き方を示しているに過ぎないと言う意見もネットに出ていますし、実際一国の最高指導者がそんな低レベルな遺訓を残すとは到底考えれません。
原文に当たる能力のない私にはどちらが真実かよく分りませんが、言葉の意味は時代によって変わって行くものですから、そのような低レベル解釈が世界で幅を利かすようになったのは、現在中国の傲慢な行状・態度が原因であることは確かでしょう。
国内矛盾誤摩化しのための日本叩き策は、赤ちゃんがおむつの汚れや空腹でぐずったときにおむつ等の取り替えやミルクをやらないで、大きな音を立てて注意をそらしてびっくりして泣き止むのを期待しているようなものです。
あかちゃんを驚かして一旦泣き止ませるような効果を期待する日本叩きでは、一定時間経過しても、おむつ等取り替えてやらない限り・・空腹ならばミルクを与えない限り・・体調異変があるならばその解決をしない限りアカちゃんはもっと激しく泣き始めますので、本質的解決にはなりません。
誤摩化してばかりいるとどうやってあかちゃんの気持ちや体調異変を早期理解するか等の育児能力が身に付かないままです。
中韓両府は、内政の失敗をして国民が不満を持つようになれば失敗の原因を探り不満解決に努力するよりは・・イザとなれば、日本叩きをすれば良いという安易な姿勢に長年頼ってきました。
日本叩きによる解決方式に頼っていると、国内矛盾の解決がおろそかになってその能力が身に付きませんし、(日本にとって半永久的に真の競争相手に成長できないという安心感がありますが・・)不満が蓄積する一方ですので、反日行動も毎回次第に刺激を高める必要があって、エスカレートする一方になります。
戦後70年近くも繰り返され、しかも次第にエスカレートして来ると、大人しい日本人も「いい加減にしろ」と怒り出したのが、1昨年夏の李大統領発言や尖閣諸島での中国漁船体当たり事件でした。
日本の怒りに対して韓国では「日本は大国だった筈なのに懐が浅くなった」と嘆く声が当時聞こえてきましたが・・深謀遠慮としては中韓を甘やかしておく方が長期的には日本の利益であることは相違ないと思われます。
昔から「金持ち喧嘩せず」と言いますが、余裕のあるときは鷹揚に構えている方が良いのですし、余裕が無くなれば少しのことでも目くじら立て、言われるとおりに祝儀を弾んでいられなくなります。
体力のある限り中韓を甘やかしておく方が良いでしょうが、そうも言ってられなくなった・・日本の懐が浅くなったと言う韓国の批判・嘆き節は正解と思います。
日本人も怒り出して感情的になって来たので、あまりに厚かましい要求を悪びれず繰り返すには、背後でアメリカが唆しているからではないかという国民意識・感情論が高まって来ました。

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