あまり苛められた結果、最後の抵抗として立ち上って弱い子がいじめっ子に向かって突進すれば,待ち構えていたいじめっ子グループが「相手から先に手を出した」という言いがかり的攻撃をする・・これがいじめっ子(アメリカ)の常套手段です。
ところが近年では中国の台頭・・実力以上の軍事力誇示その他によって、(9月中旬以降アメリカのシリア問題処理能力や国内統治能力の脆弱さを書いてきました。)アメリカの相対的政治力が弱って来たので、アメリカは好むと好まざるを問わずに日本の協力を必要とするようになっています。
4〜5日前のTPP首脳会合にオバマ大統領が国内債務上限問題未解決のために欠席することによって、推進力の穴埋めを日本の安倍総理に頼るしかなかったことが象徴的です。
従来日本がアジア協力関係を作ろうとすると、常にアメリカの陰陽の反対妨害で出来ない状態でした。
今回はアメリカ主導で始めたので、これがまとまらないとアメリカの沽券にかかわるので、已むなく代わりに日本主導で会議を進めて欲しい・・しかし留守中日本に主導権を握られたくないという微妙な立場です。
こんな風に今後軍事空白地帯だけではなくいろんな分野でアメリカの手が回らない事態が次々と生じると、穴埋め的役割を果たせるのは日本しかありません。
今後いろんな場面でアメリカの衰退(今回の政府債務削減に関する議会対立によって対外政策を実行出来なくなる場合を含めて・・これも衰退の1態様です)による空白の穴埋めを日本がして行くしかないのは否定出来ない趨勢です。
この段階で中韓の慫慂に応じてアメリカが問答無用式に正面から日本を懲らしめることが出来なくなりつつある点を、中韓両政府は読み間違えているようです。
中国は自分が軍事力誇示することによって,アメリカが安易に日本を抑える訳に行かなくなっている原因の1つを作っているのですが、その張本人が未だに日本が戦後秩序を否定しようとしていると(何かと言うと敗戦国日本と強調します)アメリカに訴えるのは、自己矛盾であることに気がつかないのでしょうか?
中国の場合、秦の始皇帝以来2千数百年に及ぶ専制政治の経験(・・強い者に媚びる生活の智恵)の上に(日本の悪口をアメリカに御注進さえすれば良いと言う)戦後約70年間の経験に味を占めて中韓両国は、いじめっ子の前で威張っているチンピラのような気持ちで、ゆすりたかりを恥ずかしくもなくするような国民精神がまだまだ健在です。
戦後朝鮮人を指して第三国人という呼称が定着したのは、戦勝国でもないのに、占領軍の威光をかさに来て傍若無人な行動をした朝鮮人のことをして定着した単語です。
日本と一体になって戦い、中には将校になって徴兵されて来た一般の日本人兵士を指揮していた人も一杯いたのに、(現朴大統領の父親も元は日本軍将校でした)日本が負けたと分った途端に手のひらを返したように占領軍気取りで朝鮮進駐軍と称して略奪・強姦その他不法行為の限りを尽くしていたことから、第三国人という尊称?が奉られたものです。
日本人は朝鮮人の挑発に乗れば幸いとばかりGHQの軍政強化の口実にされていたでしょうが、日本は隠忍自重してこうした挑発には乗らず第三国人と言う尊称を奉って後世に史実を残したのです。
GHQの資料で明らかなだけでも、4000人もの日本人が彼らの強盗殺人等の被害を受けているというのですから(私が直接原典に当たっていません・ネット報道を鵜呑み似ているだけです)、大変な暴威でした。
日本人は敗戦直後で何も抵抗出来ませんでしたが、(当時は警察も武装解除で全然も手出し出来ないので、朝鮮人はやりたい放題だったらしいのです)そのときの厳然たる事実があちこちに歴史として残っています。
CHQの検閲によってマスコミ報道されませんでしたが,被害者の親族等は当然覚えています。
民主化のための占領と称しているのに、戦前の日本以上に米軍は検閲を強化して言論弾圧をしていたのですから、元々アメリカの世界大戦参戦口実の虚偽性は明らかです。
敗戦後朝鮮からの引き上げに関しても、命を落としたり辛酸をなめた人が一杯いますが、強い者のお先棒を担ぐ以外に正義感や仁義のない朝鮮人の本質がこのときに剥き出しになった瞬間でした。
人間の価値は、東北大震災や敗戦の混乱時や相手の弱ったときにこそ、略奪に走るか助け合いに走るか・・そのものズバリ現れます。